会社から現金を無くす方法|仙台市の税理士・ひなた会計事務所
2012.3.5
① 経費精算はキャッシュレスで!
会社に現金があると、現金出納帳を付けることになります。
入出金をすべて記載し、帳簿上の残高と実際に金庫にある金額を合わせなくてはいけません。
これが合わないと、原因追及でもう大変ですね。
この現金を合わせる作業は、会社経営から言えば、1円も利益を生まない無駄な作業になります。
会社から現金を無くしてしまえば、この無駄な作業から解放されますよ。
② 月に1度の立て替え制に
会社から現金を無くしてしまったら、営業マンの駐車場代や交通費の支払いはどうするんだという意見が上がります。
こういった細かい支払いは、すべての従業員に、一旦自腹で立て替えてもらうようにしちゃいます。
そして月に1度、各従業員が1ヶ月間に立て替えた経費を集計して、経理担当者に提出します。
経理担当者は、集計表をチェックして、立て替えた経費を銀行振込で、各従業員に支払います。
支払いを給料と一緒にしてしまえば、振込手数料が余分にかかることもありません。
従業員が作成した経費の集計表は、そのまま帳簿として保存しておけば、問題ありません。
③支払金額が大きい場合
自腹で立て替えるには負担が大きい支払いは、どんどん請求書での銀行振込に変更していきます。
電子マネーを利用するのも、一つの手段です。
どうしても現金でしか支払えないという場合は、まとまった金額を仮払いして、差額を毎月精算するようにしてもいいですね。
また、クレジットカードの利用も便利です。
④うちは現金ナシでは無理だという会社さんへ
飲食店だから、売上のほとんどは現金なので、現金を無くすなんて無理だと思っている会社さん。
そんな会社でも、現金を無くしちゃえるんです。
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