2022年9月20日
あいうえおかきくけこさしすせそ(1)PDFの納税証明書発行が可能です
納税証明書は、PDFで受け取ることが可能です。
PDFデータが1つあれば、何通でも印刷することが可能です。
受け取り側が3ヶ月以内のように期限を定めている場合は、期限内の印刷に限られますが。
PDFの納税証明書は、スマホでも申請可能ですから、税務署に行く必要がありません。
納税証明書はPDFのデータとして受け取ります。
発行手数料は、紙よりも30円安く1税目1年度あたり370円です。
手数料の納付はインターネットバンキングで行いますから、銀行に行く必要もありません。
一見便利そうなPDF納税証明書ですが、果たして受領側が無条件で受け取ってくれるでしょうか?
納税証明書を利用する場面として最も多いのは、融資の申し込みでしょう。
金融機関側が、PDFデータの提供を受け入れていなければ、当然にデータでの提出はできません。
もしかしたら、PDFデータを印刷した納税証明書も認めていないかもしれません。
その場合は400円の手数料を払って、紙の納税証明書を再度申請することになります。
その他に、許認可や入札等で役所への提出が考えられますが、国の機関である税務署が発行したPDF納税証明書を、他の国の機関が受け取らないなんて笑い話のようなことが無ければよいのですが。
必ず申請前に、納税証明書の提出先に、PDFでの提出が可能か確認するようにしましょう。
(2)紙の納税証明書もネット申請が便利
紙の納税証明書が必要な場合は、事前にe-Taxで申請しておくとPDFと同じ手数料370円で申請できます。
手数料は税務署窓口で現金納付できますので、インターネットバンキングの契約が無くても大丈夫です。
受取時に窓口で本人確認がありますので、運転免許証等の本人確認書類を忘れずに。
個人の納税証明書の場合は、マイナンバーカード等も必要です。
また、委任状があれば代理人の受け取りも可能です。
税務署に行く暇が無いという時は、郵送してもらうことも可能です。
インターネットでの申請には、e-Taxの利用者識別番号と暗証番号が必要です。
普段の申告は税理士にお任せしている場合には、事前に番号を確認しておきましょう。
(M.H)
※内容につきましては、記載日現在の法令に基づき、一般的な条件設定のもとに、説明を簡略しております。実際の申告の際は、必ず、税理士又は税務署にご相談ください。