クレジットカードの利用方法|仙台市の税理士・ひなた会計事務所
① 経費精算不要のクレジットカード
会社の支払いをクレジットカードにすれば、経費精算は不要になります。
急な出張や接待が入っても、カードで支払ってもらえば、現金出納帳の記帳は、全く必要ありません。
後日、その領収証を、経理担当者に提出してもらうだけでかまいません。
クレジットカードの場合、毎月利用明細書が出るから、領収証はいらないと思っている方がいらっしゃいますが、それは間違いです。
利用明細書は、利用した店舗名は記載されていますが、何を購入したのか、どんなサービスを受けたのかまでは、記載されていません。
カードで支払った場合でも、きちんと領収証を保管しておく必要があります。
接待の場合には、参加メンバーや人数も記録しておいてくださいね。
② ネットショッピングでの支払い
インターネットで商品を購入した場合には、領収証が発行されない場合があります。
その場合には、商品と一緒に送られてくる、納品書や発送伝票を確認してください。
商品名と金額が書いてあれば、それを保存しておけばOKです。
領収証どころか納品書もない、あっても金額が書いていないという場合でも、受付完了メールはありますよね。
又は、購入完了画面でもかまいません。
このメールかホームページの画面を印刷して、保管してください。
紙に印刷しておかないとダメですよ。税務調査が入った時に、パソコンが壊れてしまったから印刷できないでは、理由になりませんからご注意を。
③ 集計もかんたん
カード会社では、利用明細をホームページから確認できるようにしてあります。
ダウンロードやコピーをして、エクセル等の表計算ソフトに取り込んでおけば、集計も簡単にできます。
(M.H)
※内容につきましては、記載日現在の法令に基づき、一般的な条件設定のもとに、説明を簡略しております。実際の申告の際は、必ず、税理士又は税務署にご相談ください。