預金連動型住宅ローン|仙台市の税理士・ひなた会計事務所

2010.7.5
(1)預金連動型住宅ローンとは
預金連動型住宅ローンは、東京スター銀行が初めて導入し、東北の地方銀行でも、北日本銀行や荘内銀行が扱っています。
預金残高分の住宅ローン金利がゼロになるものや、預金残高分の預金金利と住宅ローン金利の差額をキャッシュバックするものなど、銀行によって、商品内容が異なっています。

(2)キャッシュバックされた住宅ローン金利
住宅ローン金利をキャッシュバックするということは、利用者は、お金を受け取っていることになります。これを、税法の立場からみると、お金を受け取っているということは、収入があるということだから、税金がかかるのではという心配が出てきます。
この点について、荘内銀行が、仙台国税局に文書照会をしています。その結果、キャッシュバックされた住宅ローン金利には、所得税がかからないという、回答をもらっています。
住宅ローン金利の戻し利息ということで、収入を得たという扱いになりません。

(3)住宅ローン控除の取り扱い
住宅ローン控除を計算する際には、預金残高に関係なく、住宅ローンそのものの残高が、控除の対象になります。
住宅ローン控除は、住宅ローン残高の約1%が、所得税及び住民税から控除できるわけですが、預金連動型住宅ローンを利用しても、税額の軽減には影響がないことになります。
それなりの預金残高があり、手元に資金を確保しておきたいような場合には、この預金連動型住宅ローンを検討してみるのもいいかもしれませんね。
(M.H)
※内容につきましては、記載日現在の法令に基づき、一般的な条件設定のもとに、説明を簡略しております。実際の申告の際は、必ず、税理士又は税務署にご相談ください。
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